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【スポーツ異聞】初心者よりもベテランが… アスリートを恐怖に陥れる「イップス」の正体とは 

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【スポーツ異聞】
初心者よりもベテランが… アスリートを恐怖に陥れる「イップス」の正体とは 

得意のはずのパターがある日、突然-。パッティングで深刻なイップスにかかった宮里藍 得意のはずのパターがある日、突然-。パッティングで深刻なイップスにかかった宮里藍

 無意識のうちにできていた動作が緊張する場面になると、急に動きがぎこちなくなる「イップス」。ゴルフや野球、テニス、卓球などの球技のみならず、弓道やアーチェリー、ダーツなどの的を射る競技でも起こりがちだ。失敗に対する恐怖心がイップスを誘因し、スポーツ選手たちを原因不明の「地獄」に陥れてきた。選手生命を奪うほどの運動障害にどう対処すればいいのか、「救世主」のような一冊が出版された。

 『イップス スポーツ選手を悩ます謎の症状に挑む』(大修館書店)。本を書いたのは、野球の「ワールド・ベースボール・クラシック(WBA)」キューバ代表をサポートしてきたトレーナーの石原心(しん)氏だ。

 イップスの定義はやや難解だ。「自動化されたはずの運動に対して、脳が過剰な運動調節を加えることで起こる動作の遂行障害」

 元高校球児でもある石原氏は、運動動作と日常動作の違いに目をつけた。例えば、投げるといった運動動作は長年、積み重ねてきた運動の繰り返しだが、毎日欠かさずというほどではない。それを「歯磨き」「顔を洗う」レベルまで無意識の日常動作にしてしまえば、無駄な動きは鳴りを潜め、効率のいい動きに変わってくるという。

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