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【野口裕之の軍事情勢】北朝鮮の金正恩氏が影武者を抱えても米軍の斬首作戦に脅えるワケ 「死の白鳥」が舞う時、死が訪れる

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【野口裕之の軍事情勢】
北朝鮮の金正恩氏が影武者を抱えても米軍の斬首作戦に脅えるワケ 「死の白鳥」が舞う時、死が訪れる

米軍のB―2戦略爆撃機(米軍提供) 米軍のB―2戦略爆撃機(米軍提供)

 関東など東国の独立を謀り、朝敵となった平安時代の豪族・平将門(?~940年)には、顔や背格好がそっくりの影武者が6人もいて、将門の討伐に出陣した武将が攻めあぐんだ、との言い伝えがあるが、北朝鮮・朝鮮労働党の金正恩委員長の場合、影武者が複数いてもムダ。米軍が現在、練りに練っている《斬首作戦》を防げず、独裁者としての生涯を30年とちょっとで終えることになる、かもしれない。

 金委員長の極秘居所などに対するピンポイント(精密誘導)爆撃を核にすえる斬首作戦を立案した米空軍は、わずか1機が第1波目の出撃で16~24もの目標を葬り去る、恐るべき性能を誇る戦略爆撃機を保有しているからだ。複数の影武者もほぼ同時に急襲できる。

 「斬首」が先か、対米交渉の切り札となる米本土に届く大陸間弾道ミサイル(ICBM)+装填する小型核弾頭の最終実験が先か…。正常の思考ができぬのなら、金委員長の居所は墓所となる。

 爆撃精度の驚異的発達は、一般市民ら非戦闘員の安全性や経済効率も高めたが、今次小欄は爆撃側の安全性と被爆撃側の致死率を飛躍的に高めた側面に焦点を当てたい。

 なお、データは、ベトナム戦争報道でピューリッツァー賞を受賞した米国のジャーナリスト、デーヴィッド・ハルバースタム(1934~2007年)の著書《静かなる戦争-アメリカの栄光と挫折》や防衛省防衛研究所の研究官論文《米軍の近代化と作戦経費削減効果》などを参考。航空自衛隊の退役将官にも取材してデータを補足した。

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