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【国際情勢分析】中国最新ステルス機「殲20」配備 海兵隊10万人増強説…膨張続ける軍事費「1兆元超」から浮かび上がる具体像

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【国際情勢分析】
中国最新ステルス機「殲20」配備 海兵隊10万人増強説…膨張続ける軍事費「1兆元超」から浮かび上がる具体像

昨年11月1日、中国広東省珠海で、展示飛行をするステルス戦闘機、殲20(J20)=ロイター 昨年11月1日、中国広東省珠海で、展示飛行をするステルス戦闘機、殲20(J20)=ロイター

 空母建造に続く新たな話題として全人代期間中に注目を集めたのが、海軍陸戦隊(海兵隊)の大規模な増強計画だ。

 国営新華社通信は3月9日、王維明・海軍副参謀長の「海兵隊の建設を加速させる」との発言を紹介。数日後にはサウスチャイナ・モーニング・ポストが、海兵隊を現在の2万人から10万人体制に増強する計画を軍事筋の話として報じた。増大する海外権益やシーレーンを守るのが目的とされる。李克強首相が全人代開幕日の5日、政府活動報告の中で「海外権益保護」に向けた能力向上を強調したこととも符合する。

 この軍事筋によると、増強した海兵隊の一部は、中国が補給基地などを建設しているアフリカ東部ジブチやパキスタンのグワダル港に配備される見通しという。

 別の軍事専門家は同紙に対し、海兵隊の増強は現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」の一助になるとの見方を示した。パキスタンやアフガニスタンなど政情不安定な地域での中国企業や労働者の活動が予想されるためだ。

 海兵隊増強計画の報道を受けて、中国国防省は中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報に対して「海兵隊の規模拡大の問題は中国の軍隊改革に関わる問題であり、関連の改革は計画に基づいて着実に進められている」とコメントし、否定も肯定もしなかった。

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