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【国際情勢分析】中国最新ステルス機「殲20」配備 海兵隊10万人増強説…膨張続ける軍事費「1兆元超」から浮かび上がる具体像

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【国際情勢分析】
中国最新ステルス機「殲20」配備 海兵隊10万人増強説…膨張続ける軍事費「1兆元超」から浮かび上がる具体像

昨年11月1日、中国広東省珠海で、展示飛行をするステルス戦闘機、殲20(J20)=ロイター 昨年11月1日、中国広東省珠海で、展示飛行をするステルス戦闘機、殲20(J20)=ロイター

 この軍事筋によると、J20は国産の「WS15」エンジンを装備しているが、まだ増産体制にはなく配備されたJ20は少数だといい、こうも指摘する。「エンジンの信頼性をはじめ、制御システムやステルス性能の素材など一連の技術的な問題がある。F22やF35の水準まで達するには長い道のりが必要だ」

 またロイター通信も、J20のステルス性能については「F22やF35と同等といえるかは疑問が残る」と分析している。

 一部の米メディアはJ20について米軍の両ステルス戦闘機への直接的な脅威とはみていないものの、搭載する射程約200キロの最新鋭空対空ミサイル「霹靂(へきれき)15」に注目。太平洋上空に展開する米軍の空中給油機や偵察機などにとってJ20が脅威になりうるとの見方を示した。

 中国はこうした空軍の技術革新に加えて海軍力の増強にも傾注している。いずれも海洋・海外権益の拡大と世界的な軍事プレゼンスの増強が狙いだ。

 海軍の膨張で象徴的なのは空母打撃群の整備だろう。昨年末に初めて九州、沖縄、台湾などを結ぶ第1列島線を越えて西太平洋に出た中国初の空母「遼寧」に加え、遼寧省大連で建造が進む初の国産空母が今年前半にも進水する予定だ。上海では2隻目の国産空母が建造中とみられている。

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