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【やまがたプレミア】日本の畳文化を守れ!劣化や変色早いシェア8割の中国産に対抗する「畳屋道場」の活動とは

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【やまがたプレミア】
日本の畳文化を守れ!劣化や変色早いシェア8割の中国産に対抗する「畳屋道場」の活動とは

尾形航さんデザインの畳チェア 尾形航さんデザインの畳チェア

 衰退の一途をたどる畳業界の未来を模索しようと、個々の畳店を束ね、国産畳の産地研修や異業種とのコラボレーション(共同作業)事業を展開する山形県寒河江市の「畳屋道場」。創業10年の節目を迎え、2月下旬には資生堂(東京)とトークイベントを開催し、多分野のクリエーターらと国産畳の新たな可能性を論じた。鏡芳昭代表(45)は「消費者に本物の国産畳を提供していきたい」と話す。

 畳屋道場は株式会社だが、社員は鏡代表ひとり。鏡代表自身、大正5(1916)年創業の「鏡畳店」の4代目だが、国産畳にこだわる会社を立ち上げたのには理由がある。平成18年、国産い草のシェア98%の最大産地である熊本県八代市を訪れたことがきっかけだった。

 最大産地を訪問

 農家が田んぼで苗を植え付け、刈り取り、乾燥・熟成、織りなど2年かけて作る国産畳の生産現場を自身の目で見て、鏡代表は衝撃を受けたという。

 い草は本来、湿度調整や空気の浄化・脱臭機能がある。良質ない草でスポンジ状の芯の密度も高く弾力があり、高い織りの技術で作られている国産畳に対し、低価格で国内シェア8割の中国産は、芯がすかすかで劣化や変色も早く、農薬使用なども指摘される。

 「現場を見るまで実態を知らなかった」と話す鏡代表。実際、全国の畳店は近年、ピーク時の半分以下の6700店、い草農家は平成元年の6800軒から480軒ほどに激減している。

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