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【豊田真由美の野党ウオッチ】
初の党大会で食われっ放しだった蓮舫代表 主役は来賓の「魂のスピーチ」と愛嬌振りまく新ゆるキャラ
初鹿明博前青年局長はフェイスブックに「心を動かされたのは蓮舫氏の挨拶ではなく井手氏の挨拶だったのでは」と投稿。福島伸享衆院議員は井手氏の挨拶を「躰の奥底から発せられた魂の叫びであった」と高く評価する一方、蓮舫氏に対しては「中身のない『原発ゼロ基本法案』を連呼した代表の言葉は、命を懸けて政治に取り組む姿勢とみられただろうか」と冷めた見方を示した。
意気の上がらぬ異様な党大会に花を添えたのは、初めてお披露目された党公認ゆるキャラ「ミンシン」。壇上には上がらず、廊下などで愛嬌を振りまく控えめなデビューだったが、記念撮影を希望する人たちに取り囲まれ、早くも人気者となっていた。
次期衆院選の前哨戦とされる東京都議選を7月に控え、党大会は本来、蓮舫氏にとり「選挙の顔」として党内の士気を鼓舞する機会となるはず。それなのに来賓とゆるキャラに食われるとは、誰も予想していなかったのではないか。もっとも、弁舌や華やかさで蓮舫氏が劣るとは思わない。足りないのは言うまでもなく、党代表としての求心力に他ならない。
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