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【月刊正論3月号】中韓接近!済州島に中国基地ができる日 沖縄・反米基地闘争には… 江崎道朗(評論家)

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【月刊正論3月号】
中韓接近!済州島に中国基地ができる日 沖縄・反米基地闘争には… 江崎道朗(評論家)

 一方、「ドラゴン・スレイヤー(竜を殺す人)」といって中国共産党に対する厳しい見方をする少数派がいるが、彼らがトランプ政権の対中政策を主導すると言われている。その理論的な代表格がリチャード・フィッシャー国際評価戦略センター主任研究員で、産経新聞の古森義久特派員との対談でこう述べている(『WiLL』2016年12月号)。  《中国共産党は究極的には日本という国をほぼ完全に屈服させることを目指しているといえます。アメリカとの同盟をなくす。自衛能力もきわめて制限される。もちろん核兵器など持たない。そして少しずつ中国の国家発展長期計画に日本国が組み込まれていく。そんな目標です。つまり日本を中華帝国の隷属国家にすることです》 

 こうした中国の国家戦略に基づいて沖縄についての工作も仕掛けてきているという。 

 《中国が沖縄住民の日本国に対する反感をあおってきたことは長年にわたる中国の対外工作の一部として広く知られた事実です。この工作は台湾に対する統一戦線方式の反政府運動の扇動のための政治闘争方式にも似ています。数十年にわたるフィリピンに対する対米同盟を侵食するための中国の工作も同様です》 

 アジア太平洋の海洋支配を目論む「近海積極防衛戦略」  

 こうした沖縄、台湾、韓国、フィリピンなどに対する内部穿孔(せんこう)工作は、中国共産党の明確な世界戦略に基づいて実施されている。

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