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【テクノロジー最前線】宇宙服でのおむつ着用を止めるために 空軍医が考えたアイデアは…

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【テクノロジー最前線】
宇宙服でのおむつ着用を止めるために 空軍医が考えたアイデアは…

NASAのトイレ付き宇宙服コンテストで3位のヒューゴ・シェリーさんが考案したシステム(YouTubeから) NASAのトイレ付き宇宙服コンテストで3位のヒューゴ・シェリーさんが考案したシステム(YouTubeから)

 カードン博士が考案したのは「MACES会陰(えいん)アクセス・トイレシステム(M-PATS)」。米国のメディアなどによると、アイデアは、最近の外科手術として増えてきている体表に小さい穴をあけて内臓を切ったりする「腹腔鏡手術」というものから思いついたそうだ。これを応用すれば、排泄物の処理すべてを、宇宙服に開いた小さい穴から行えるはずだ-。

 M-PATSでは、宇宙服の股間に外へ出すためのフラップとバルブが搭載されたパーツをあてがわれている。いざというときになると、飛行士はバルブを開けて外からチューブを突っ込み、あたかも腹腔鏡手術のように男性用、女性用などいろいろな装着具を使い分けて、排泄物を集めたり、バキュームで吸い取ったりするというマルチシステムだ。空気が抜けたりしないバルブの開発は必要になりそうだが、まさにコロンブスの卵だ。

 3つのアイデアは、まさに日本が得意とする産業ロボットやマイクロマシンの搬送技術の領域だ。今回の宇宙へのチャレンジが、介護などの負担を軽減する技術開発を刺激するよう期待したい。

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