産経ニュース

【赤字のお仕事】あなたは「世間ズレ」してますか? でも、その使い方が「ズレ」ているかも…  

ニュース プレミアム

記事詳細

更新

【赤字のお仕事】
あなたは「世間ズレ」してますか? でも、その使い方が「ズレ」ているかも…  

 しかしながら、年代別調査では、30代と40代の間で「本来の意味」と「そうでない意味」を選んでいる人の割合が逆転し、若年層ほど本来とは異なる意味で使用していました。

 今後は「『世の中の考えから外れている』という意味での使用が、増えていく可能性がありそう」と調査結果では記されています。

 そこで「本来の意味」を確認したうえで、改めて冒頭に戻りますが、小説「標的」の一文の中の「世間ズレ」はどうでしょうか。

 この「世間ズレ」の対象となるのは「外資系出身者」になります。「外資系」のイメージというと勝手ながら、「仕事は情で左右されず、ドライ」「仕事に決断の速さが要求される」…といったところが挙げられるでしょうか。

 そういった「外資系」のイメージを「世間ズレ」の意味の「ずる賢い」や「悪賢い」に結びつけるのはどうか。他方で、日本社会という「世間」と良い意味で(小説文には「良くも悪くも」とありますから、悪い意味も含めて?)「ズレ」があり、それが「彼」の仕事に反映されているといった解釈ではどうか、それには「世間ズレ」の表記を手直しした方がよいのでは、といった疑問がわきます。

 しかし、こればかりは作家の持つイメージでもありますのでなんともいえず、小説の編集担当者に確認してもらい、「世間とズレたところがある」と直しました。

続きを読む

「ニュース」のランキング