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【江藤詩文の世界鉄道旅】シュトゥーバイタール鉄道(2) 路面電車で向かうロマンティックなチロルの村

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【江藤詩文の世界鉄道旅】
シュトゥーバイタール鉄道(2) 路面電車で向かうロマンティックなチロルの村

シュトゥーバイタール鉄道の運転席 シュトゥーバイタール鉄道の運転席

 チロル州の州都インスブルックの街中を走る真っ赤な路面電車。しかしこの小さな列車、ただかわいいだけの路面電車ではない。掲示された行き先は「フルプメス」。街を出たシュトゥーバイタール鉄道はシュトゥーバイ渓谷を越え、標高937mのフルプメスまで約1時間かけて登っていく登山列車に変わる。もともとは独立した登山列車だったが、路面電車に乗り入れたそうだ。

 町外れの小さな踏切が、シュトゥーバイタール鉄道が路面電車から登山列車に変わるサイン。ここからぱぁっと視界が開けて、車窓にはアルプスらしい草原が広がる。気のせいか列車も嬉しそうで、スピードまで上がったような。程なく見えてくるのはスキーのジャンプ台。インスブルックではこれまでに2度、冬季オリンピックが開催されている。そのアイコンでもあるジャンプ台「ベルクイーゼル・ジャンプ台」は日本でも有名な女性建築家、故ザハ・ハディド氏によるもの。

 終点まで乗ってもたった1時間の乗車時間だが、出発して30分ほどで到着する小さな駅「ムッタース」で途中下車することにした。駅前の広場から連なるムッタース村は、「チロルでいちばん美しい村」賞を2度受賞した花と壁画の村だ。

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