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【月刊正論3月号】沖縄・翁長雄志知事が李克強首相にした驚きの媚中発言とは… 朝鮮半島問題研究家・元通産省技官 安部南牛

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【月刊正論3月号】
沖縄・翁長雄志知事が李克強首相にした驚きの媚中発言とは… 朝鮮半島問題研究家・元通産省技官 安部南牛

沖縄県名護市辺野古沿岸部で海上の本体工事が本格化したことを受け、記者の質問に答える沖縄県の翁長雄志知事=2月7日午後、沖縄県庁 沖縄県名護市辺野古沿岸部で海上の本体工事が本格化したことを受け、記者の質問に答える沖縄県の翁長雄志知事=2月7日午後、沖縄県庁

 

 李克強首相の言動は徹頭徹尾、価値判断の基準は漢族の中共政権にありとするものであり、歴史的な冊封体制的価値観そのものだ。その冊封体制とは、中国史学者の西島定生東大名誉教授の分析に沿って述べると、キーワードは「中華」(特別地域)、「夷荻」(野蛮の地)であり、伝統的には皇帝は天子として夷荻に臨む存在であった。そして今の中共は、マルクス・レーニン主義教典を使って漢族の共産党の支配地域を「中華」とし、共産主義世界の拡大を図ろうとしている。 

 天子が近隣の蛮族の王(首長)と君臣関係を結ぶことが「冊封体制」であった。天子の直接支配圏が宗主国となり、天子は周辺蛮族から朝貢を受けた。蛮族支配地域の産物が天子へ献上され、絹布や陶磁器・漆工品などが下賜されている。むろん、冊封を受ければ蛮族扱いを免れ、「中華」からの軍事的圧力も免れた。  

 李克強首相の冊封体制とは、中共政権に額ずく周辺諸国へ「鉄」「セメント」を下賜するから、代わりに不足している原料(北朝鮮の場合には無煙炭など)を、韓国の場合には知的財産権を主張せずに「技術」を寄越せ、ということになろう。  

 AIIBの説明に次いで李克強首相は、日中の戦略的互恵関係の種は民間にありと述べて「昨年、中国は海外からの観光者が1億人を突破した」と強調した。それを受けて、協会訪中団の河野洋平団長は「中国の観光客をもっと受け入れたいと沖縄は考えている。同県の知事が参加しており、一言発言をお願いする」と、翁長雄志沖縄県知事の発言を促した。

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