産経ニュース

【月刊正論3月号】沖縄・翁長雄志知事が李克強首相にした驚きの媚中発言とは… 朝鮮半島問題研究家・元通産省技官 安部南牛

ニュース プレミアム

記事詳細

更新

【月刊正論3月号】
沖縄・翁長雄志知事が李克強首相にした驚きの媚中発言とは… 朝鮮半島問題研究家・元通産省技官 安部南牛

沖縄県名護市辺野古沿岸部で海上の本体工事が本格化したことを受け、記者の質問に答える沖縄県の翁長雄志知事=2月7日午後、沖縄県庁 沖縄県名護市辺野古沿岸部で海上の本体工事が本格化したことを受け、記者の質問に答える沖縄県の翁長雄志知事=2月7日午後、沖縄県庁

 

 『週刊朝日』は「翁長が目指す経済自立」と、普天間飛行場の辺野古移設をめぐり安倍政権と対立する翁長雄志知事を持ち上げているが、同誌は冊封体制が大陸・中原に覇を唱えた政権が周辺地域に、自らの支配地域に産出しない産物を求める政策だと認識しているのであろうか。  中共政権にとって都合の良いことに、米軍が過度に中東問題に力を注ぎ、その威勢が衰えてきた。さらに福州市の名誉市民・翁長雄志知事が誕生し、千載一遇のチャンス到来だと受け止めたのだ。  

 翁長雄志知事は2年前「思いがけず、李克強総理とお会いできたことを嬉しく思う」と述べたが、それは思いも掛けずではなく、工作し、包摂する為に会ったのだ。中共にとって沖縄は日本の辺境ではなく、大陸の縁辺であり、メタンハイドレート開発の拠点を築く予定地なのである。その李克強首相へ翁長雄志知事は「福建省に自由貿易区ができると聞いている。沖縄にも様々な特区がある。ぜひ、交流を促進していきたい。福建省との定期便が就航することを願っている」と陳情した。   これに李克強首相は「両国の地方政府の交流を支持している。福建省の自由貿易試験区は沖縄を含め日本にも開放している」と応じた。ここで李克強首相は沖縄県の名前をまず挙げて、次に「日本にも」と付け加えた。

 果たして翁長知事は、沖縄県が目指す経済自立が日本の安全保障を害するに至る可能性を感じているのだろうか。ことは相当に深刻といえそうだ。  

 

 参考文献 ▽新里恵二『沖縄県の歴史』(山川出版社、1972年刊) ▽日本国際貿易促進会『報告書』(第41回訪中代表団、2015年4月派遣/第42回訪中代表団、2016年4月派遣) ▽『週刊朝日』(2015年8月14日号)

■安部南牛(あべ・なんぎゅう) 昭和14年、福岡県生まれ。工学院大学卒業。旧通産省工業技術院、化学技術研究所主任研究官を歴任。平成12年に定年後、15年まで化学技術戦略推進機構つくば管理事務所長。専攻は鉱工害処理技術。著書に『筑波研究学園都市の概成』、共著に『北朝鮮の軍事工業化』『戦後日朝関係の研究』など。

※この記事は、月刊「正論3月号」から転載しました。ご購入はこちらへ。

続きを読む

前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 次へ

このニュースの写真

  • 沖縄・翁長雄志知事が李克強首相にした驚きの媚中発言とは… 朝鮮半島問題研究家・元通産省技官 安部南牛
  • 沖縄・翁長雄志知事が李克強首相にした驚きの媚中発言とは… 朝鮮半島問題研究家・元通産省技官 安部南牛

「ニュース」のランキング