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【ニュースの深層】「日本死ね」から1年 不毛なイス取りゲームは終わらない…今年も「保育園入れない!」悲鳴続々、怒りのママたち

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【ニュースの深層】
「日本死ね」から1年 不毛なイス取りゲームは終わらない…今年も「保育園入れない!」悲鳴続々、怒りのママたち

「保育園入りたい」と訴える紙を掲げる保護者ら=3月7日、東京・永田町の衆議院第二議員会館 「保育園入りたい」と訴える紙を掲げる保護者ら=3月7日、東京・永田町の衆議院第二議員会館

 「子供を持つのがこんなに大変なんて」「働くことはぜいたくなのか」-。保育園に4月の入園希望の結果通知が、保護者に続々と送られてきている。昨年2月に「保育園落ちた日本死ね」という匿名ブログがアップされて1年超。今年も落選した親の悲鳴と嘆きが聞こえる。国は15年以上前に「待機児童ゼロ作戦」に着手して以来、その目標は達成されたことがない。怒りの母親たちが3月7日、国会近くの衆議院第二議員会館(東京・永田町)に集まり、国に早急な改善を訴えた。

保育園は“戦場”

 「にっちもさっちもいかない。今年も何通もの(入園)不承諾通知をもらった」。議員会館に訪れた、4歳と2歳と0歳の3人の子供を持つ東京都港区の女性はこう話した。上の子供は辛うじて認可外の保育園に入っていたものの、駅の再開発で取り壊されてしまうという。だが、その受け皿さえ決まっておらず「引っ越しもできず、どうにもならない」と深刻な状況に顔をしかめた。

 東京都江戸川区の女性も「保育園に見学に行くとき、戦いが待っていると考えてしまう。同じ母親と本当は仲良くしたいのにライバルと見てしまうのが悔しい」と語った。

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