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【ニッポンの議論】音楽教室での演奏から著作権料を徴収へ 著作権法どう解釈 「なぜ問題になるのか理解に苦しむ」「著作権の公益性が問われている」

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【ニッポンの議論】
音楽教室での演奏から著作権料を徴収へ 著作権法どう解釈 「なぜ問題になるのか理解に苦しむ」「著作権の公益性が問われている」

「JASRACは当然の権利主張をしている」とする東京大教授でJASRAC外部理事の玉井克哉氏(右)と「著作権の公益性が問われる議論だ」とする 福井健策弁護士(竹中文撮影) 「JASRACは当然の権利主張をしている」とする東京大教授でJASRAC外部理事の玉井克哉氏(右)と「著作権の公益性が問われる議論だ」とする 福井健策弁護士(竹中文撮影)

 --JASRACは徴収対象を広げてきた

 「昭和46年に社交ダンス教室、平成23年にフィットネスクラブ、24年からカルチャーセンター、28年には歌謡教室や聴き放題の音楽配信サービスから著作権料が徴収されるようになった。いろいろな徴収のルートがあると、さまざまなタイプの作詞家や作曲家が増えてくるだろう。カラオケ店で好まれる曲と歌謡教室や音楽教室で好まれる曲は異なる。音楽教室で弾きたいと思われるような曲を制作する作詞家や作曲家に後々まで少しずつリターンされていくことが大事。音楽文化には多様性が必要だ」

 たまい・かつや 昭和36年、大阪府生まれ。56歳。東京大法学部卒。平成9年から東京大(先端研)教授、24年からJASRAC外部理事。25年、弁護士登録。信州大教授を兼任。専門は知的財産法・行政法。

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