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【iRONNA発】清水富美加「出家騒動」 幸福の科学に重なるシンパシーの遠因 島田裕巳氏

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【iRONNA発】
清水富美加「出家騒動」 幸福の科学に重なるシンパシーの遠因 島田裕巳氏

突然の出家宣言が世間を驚かせた女優の清水富美加さん 突然の出家宣言が世間を驚かせた女優の清水富美加さん

 ただ、その一方で、講談社の出版物が教団とその信者の名誉を甚だしく毀損(きそん)する記事を掲載したとして、当時信者であった作家の景山民夫氏や女優の小川知子氏らが被害者の会を結成し、講談社に対して強硬な抗議活動を行ったことでも、この教団は注目されることとなった。

 幸福の科学は、オウム真理教と同じ時期に注目を集めたが、そのあり方や宗教としての中身は大きく隔たっている。ともに仏教教団であると称している点では共通するが、仏教に対するとらえ方も大きく異なるし、幸福の科学の特徴である大川氏の「霊言」のようなものはオウム真理教にはない。逆に、オウム真理教の最大の特徴であるヨガの実践も、幸福の科学では行われていない。

 総裁の大川氏は、東大法学部を出たエリートで、父親は宗教家であり、大川氏はその影響を強く受けながら成長した。その点で彼は、「教祖二世」なのである。卒業後は大手総合商社に入社するが、入社直前の昭和56年に宗教体験をしている。それは、鎌倉時代の宗教家、日蓮の弟子の一人、日興の霊が降り、大川氏の手が勝手に動いて、「イイシラセ、イイシラセ」と書きはじめたというものである。

「イイシラセ」

 「イイシラセ」とは、キリスト教で言えば「福音」のことである。ここには、幸福の科学が、創価学会やキリスト教などの既存の宗教からさまざまに影響を受けていることが示されている。現在では、大川氏に降ったとされる各界著名人の霊言が教団活動の中心に位置づけられ、「守護霊インタビュー」とも呼ばれている。

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