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【江藤詩文の世界鉄道旅】ほかほかの“一汁三菜”がうれしい中国的駅弁 中国高速鉄道(4)

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【江藤詩文の世界鉄道旅】
ほかほかの“一汁三菜”がうれしい中国的駅弁 中国高速鉄道(4)

一等車の座席 一等車の座席

 中国高速鉄道の最上位座席「商務座(ビジネスクラス)」には、パーソナルスクリーンが設置されている。高速鉄道のプロモーション映像の後、流れているのは恨みつらみが深そうなシリアスな時代劇。中国語ができればよかったと思うのはこんなときだ。壁面に設置されたパブリックモニターでは、車内マナーを啓蒙するビデオが繰り返し流される。整列乗車、前の座席を蹴らない、ゴミを捨てない、車内では大声禁止で静かにするなど、事細かな案内を見てみると、中国も変換点を迎えたのかもしれない。

 とはいえそう簡単に変わるはずもない。車内では携帯電話での通話は当たり前で、いびきや大声もしばしばだ。しかしそこは中国の人海戦術? 大声を出すとすぐ車掌がやって来て注意を促すので、意外と静けさは保たれている。

 列車が動き出すとそうそうに、おやつボックスと水が配られた。これをつまみながらドラマを見なさい、ということみたい。酒好きを刺激するこのラインナップを見て、ビールが欲しくなったというわけだ。まるで飛行機の機内食のように、乗客が駄菓子で小腹を満たしている間に、お弁当が温められて配られる。メインのお惣菜に野菜中心の小さなおかずが2種類とごはん。ほこほこと湯気を立てている。ちなみに「商務座(ビジネスクラス)」の場合、おやつボックスとお弁当は運賃に含まれている。お弁当の配布回数は乗車距離によって変わり、私が乗車した重慶から武漢までの場合はお弁当を2回配られた。

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