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【アメリカを読む】「米中すでに貿易戦争の状態」政権で存在感増す対中国強硬ブレーン、ピーター・ナバロ氏の揺るがぬ姿勢

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「米中すでに貿易戦争の状態」政権で存在感増す対中国強硬ブレーン、ピーター・ナバロ氏の揺るがぬ姿勢

1月23日、米ホワイトハウスの大統領執務室で、トランプ大統領による大統領令の署名に参加したナバロ氏(右)=AP 1月23日、米ホワイトハウスの大統領執務室で、トランプ大統領による大統領令の署名に参加したナバロ氏(右)=AP

 トランプ米大統領(70)が新設した国家通商会議(NTC)の委員長として経済面でのブレーンの地位を占める経済学者のピーター・ナバロ氏(67)の影響力に注目が集まっている。ナバロ氏は政権で最も鮮明な対中国強硬派。2011年の著書では中国の経済発展が米国に危機をもたらしていると主張し、為替操作国指定も辞さない姿勢で中国の不正な貿易慣行を改めさせるべきだと強く訴えた。ナバロ氏の立場には他の経済学者らから多くの批判が集まっているが、トランプ氏が打ち出す経済政策がナバロ氏の影響を受けていることは明らかで、ナバロ氏の存在感の重みが増している。

 「ピーターが米国の通商問題について書いた本を数年前に読んで、議論の明確さと徹底した調査に深く感銘を受けた」

 トランプ氏はナバロ氏をNTC委員長に起用すると発表した昨年12月21日の声明で、以前からナバロ氏の影響を受けてきたことを明らかにした。トランプ氏はナバロ氏を「ビジョンを持った経済学者だ」と称賛し、絶対の信頼を置く。

 米紙ワシントン・ポストによると、ナバロ氏は14、15日に議会上院で財政、通商政策を所管する財政委員会に対してブリーフィングを行い、二国間での自由貿易協定で各国と自由で公平な通商関係を目指すことや、貿易赤字削減の重要性などについて説明。為替操作に厳しく対処ための方策を検討するべきだとも訴えたという。

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