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【官学癒着~文科省天下りの構図(上)】「天下り受け入れで補助金獲得なら費用対効果はいい」 経営難…「学」は「官」に依存強めた

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【官学癒着~文科省天下りの構図(上)】
「天下り受け入れで補助金獲得なら費用対効果はいい」 経営難…「学」は「官」に依存強めた

文部科学省幹部の大学への主な天下り例 文部科学省幹部の大学への主な天下り例

 「グローバル社会でのより良い人材育成のフレームワークづくりと、新しい時代の大学改革につなげていただきたい」

 1月23日、東京・新宿の早稲田大学大隈記念講堂。国際シンポジウム「グローバル社会における大学の役割」が開催された会場は大学関係者ら総勢約250人で埋まり、文部科学省高等教育局職員の冒頭の発言に熱がこもった。

 このシンポジウムで早大と文科省を結びつけたのは、文科省のスーパーグローバル大学創成支援事業だ。早大は平成26年9月、世界大学ランキングのトップ100を目指す力のある大学を重点支援する同事業(タイプA)に東大など12校とともに選ばれ、文科省から最長10年間、毎年億単位の補助金が注入される。

 日本のグローバル化を牽引(けんいん)するタイプBに選ばれた24校にも手厚い支援が行われ、関係者の間では「特定大学の生き残りに向けた事実上のお墨付きではないか」といった見方もささやかれている。

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 大学のブランド力向上にも好影響を及ぼす事業に選ばれた早大。だが、文科省から天下りした役人の存在が暗い影を落とす。

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