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【落語は「笑点」だけにあらず】師匠から教わるのは落語ではなく「落語家としての生き方」 柳家ほたる

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【落語は「笑点」だけにあらず】
師匠から教わるのは落語ではなく「落語家としての生き方」 柳家ほたる

柳家ほたる 柳家ほたる

 その笑顔を見ているだけで、本当に高座の落語が楽しそうなのが、柳家ほたる(40)だ。柳家権太楼(ごんたろう)師匠の6人の弟子のうちの5番目。よく、弟子は師匠に似るというが、その天真爛漫な笑顔がいい。落語家のとても大切な部分だ。

 入門は27歳と遅かった。それまで音楽の世界にいた。「これでは食えない」と、好きだった落語の世界に。迷わずに、柳家権太楼師匠の門を叩いた。

 寄席で「こんな面白い人が世の中にいるのか」と、聞いていた。ホール落語でも権太楼師匠の「火焔太鼓」を聞いて、あまりにも笑いすぎて、椅子から落ちたこともあった。

 それでも、権太楼師匠の門をたたいたときには、「よくあんな怖い人に弟子入りするなあ」と、寄席でも感心された。「えっ、怖いの」と、初めて知った。それでもこの人の弟子になると決めていたので、他の選択肢はなかった。紆余曲折があり、権太楼師匠に入門することができた。

 常にそばにいると、似てくるのは仕方がないが、噺も似てしまうので、他の師匠に稽古を付けてもらうことになる。

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