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【ベテラン記者コラム】いまさら日本人に「ずる賢さ」ねだるハリルホジッチでサッカーW杯本選に行けるのか 別府育郎

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【ベテラン記者コラム】
いまさら日本人に「ずる賢さ」ねだるハリルホジッチでサッカーW杯本選に行けるのか 別府育郎

サッカーロシアW杯アジア最終予選のサウジアラビア戦でピッチサイドから大声で指示を出すバヒド・ハリルホジッチ監督=2016年11月15日、埼玉スタジアム2002(川口良介撮影) サッカーロシアW杯アジア最終予選のサウジアラビア戦でピッチサイドから大声で指示を出すバヒド・ハリルホジッチ監督=2016年11月15日、埼玉スタジアム2002(川口良介撮影)

 リオデジャネイロ五輪の翌年に当たる今年の国際スポーツ界は、比較的静かな環境にある。

 来年は平昌冬季五輪があり、ロシアでサッカーのワールドカップ(W杯)がある。2019年には日本でラグビーのW杯があり、20年にはいよいよ東京オリンピック・パラリンピックが開催される。

 では今年のスポーツ界の焦点はなんだろう。それはサッカー日本代表のW杯アジア最終予選の行方となりそうだ。

 日本は1998年フランスW杯に初出場を果たして以来、6大会連続でW杯出場を続けている。すっかりW杯常連国に仲間入りし、出場は当然の趣さえある。だからこそ、出場がかなわなくなったときの喪失感は想像以上に大きいだろう。

 ロシアW杯を目指す日本のアジア最終予選は、昨年9月、アラブ首長国連邦(UAE)にホームで逆転負けを喫して始まった。以降、タイ、イラクに連勝し、豪州と引き分け、サウジアラビアに競り勝って現在は勝ち点10のグループ2位で折り返したところだ。

 W杯本戦へのアジアの出場枠は4・5。グループ2位以上なら自動的に出場が決まり、3位ならプレーオフを勝ち抜き、さらに北中米・カリブ海最終予選4位のチームと大陸間プレーオフを戦わなくてはならない。日本の立ち位置が崖っぷちであることに変わりはない。

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