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【単刀直言】自民党の茂木敏充政調会長「トランプ相撲は高速突っ張りで一気に寄り切る印象。日本はあたふたせず受け止めよ」「私が『「ポスト安倍』?いやいや」

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【単刀直言】
自民党の茂木敏充政調会長「トランプ相撲は高速突っ張りで一気に寄り切る印象。日本はあたふたせず受け止めよ」「私が『「ポスト安倍』?いやいや」

自民党の茂木敏充政調会長=東京都千代田区(荻窪佳撮影) 自民党の茂木敏充政調会長=東京都千代田区(荻窪佳撮影)

 トランプ米大統領就任直前の1月17日から19日までワシントンを訪れ、上院議員や共和党と民主党それぞれに近いシンクタンクに話を聞きました。これまでの米大統領とは全く違うタイプであるトランプ氏の就任で、私自身の対米観をブラッシュアップしたい思いもあったからです。今月3~4日に訪日したマティス国防長官は「日米同盟は揺るぎない」と明言しましたが、私もいろいろな有識者と話し、新政権になっても日米同盟、日米の絆は揺るぎないと確信を得ました。

ウィンウィンの関係に

 ただ、ワシントンの大方の理解として、トランプ政権の政策は予見可能性が低い。その理由は3つあります。1つ目は「米国第一主義」という主張は一貫している一方、政権発足から1カ月もたたないうちにあまりにも多岐にわたる政策が打ち出され、政策の優先順位がはっきりしていない。

 2つ目は、今まで出された大統領令は一部の人間による決定であって、閣僚や省庁の体制、連邦議会も含めた全体の政策決定プロセスがまだ確立されていない。3つ目は、トランプ氏は絶対にやることと、今までの発言の落としどころを探っていることとが混在しており、今後何がどのような形で具体化されていくか見極めなければならない。

 相撲でいえば、高速回転の突っ張りで一気に寄り切る印象ですが、日本はあたふたせず大統領の一つ一つの発言や行動を冷静に受け止めることが必要ではないでしょうか。

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