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【原発最前線】「ようやく廃炉作業へ」 福島2号機の燃料デブリ「初確認?」の意味 なぜ大きく報道されているのか

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【原発最前線】
「ようやく廃炉作業へ」 福島2号機の燃料デブリ「初確認?」の意味 なぜ大きく報道されているのか

 東京電力福島第1原発2号機で1月30日に行われた格納容器内調査で、圧力容器の下の足場に黒っぽい堆積物が確認され、大きく報じられた。この堆積物が溶け落ちた燃料(燃料デブリ)と確認されれば、福島第1原発事故以降、6年経って初めて確認されたことになり、廃炉作業の最大の難関である溶融燃料取り出しに向け大きな前進となる。ただ、乗り越えなければならない課題は山積している。(社会部 蕎麦谷里志)

「貴重なデータ得られ」

 鉄製の格子状の足場に、黒色とも褐色とも見える堆積物が絡みつくように積み上がっていた。東電が公開した2号機格納容器内部の映像。真っ暗な空間で、ライトに照らされて浮かび上がったその姿は、何年も海中に沈み、サンゴなどが付着した沈没船の一部のようにも見えた。ただ、違うのは堆積物はサンゴなどではなく、高い放射線を出す燃料デブリの可能性がある。

 「非常に大きなステップ。廃炉を進める上で貴重なデータが得られた。報告できることを非常にうれしく思う」。会見した東電の岡村祐一原子力・立地本部長代理は、調査結果をそう振り返った。

 堆積物は圧力容器底部にあるケーブルや保温材などの可能性もあるというが、燃料デブリである可能性も十分にある。足場には1メートル四方の四角い穴が開いていることも確認された。周囲にはゆがんで落ちかかっている足場もあり、東電は「融点が1500度の鉄でできた足場が曲がっており、燃料デブリが落下して穴を開けた可能性がある」と話している。

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