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【福島第1原発事故6年】PR館の面影なく…福島・富岡町の東電旧エネルギー館

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【福島第1原発事故6年】
PR館の面影なく…福島・富岡町の東電旧エネルギー館

原発事故から5年8カ月余り。福島第1原発の視察者受け入れ拠点になった東京電力の旧エネルギー館。受け付けカウンターは取り外され、中央にベルが置かれている=平成28年12月、福島県富岡町(野田佑介撮影) 原発事故から5年8カ月余り。福島第1原発の視察者受け入れ拠点になった東京電力の旧エネルギー館。受け付けカウンターは取り外され、中央にベルが置かれている=平成28年12月、福島県富岡町(野田佑介撮影)

 風見鶏が付いた時計台が象徴的な、西洋の街並みを思わせる外観-。この中は今、どうなっているのか。気になった。

 東京電力のPR施設だった旧エネルギー館。敷地面積は約1万平方メートルで、野球のグラウンド1面ほどだ。

 福島県の沿岸部を南北に貫く国道6号沿い。放射線量の高い帰還困難区域を除き、今春の避難指示解除を目指す富岡町にある。

 道路を一本挟んだ南側には、ホームセンターやフードコートが先行開業した商業施設「さくらモールとみおか」がある。

 PR施設としての役目は、すでに終えた。今は、廃炉に向けた作業が進む福島第1原発を視察に訪れる人の受け入れ拠点となっている。

 昨年11月末、それまでの拠点だった、楢葉町と広野町にまたがるサッカー施設「Jヴィレッジ」から役目を引き継いだ。

 第1原発からは南に約9キロ。昭和63年7月に開館した2階建ての旧エネルギー館だが、館内はオープン当初とは大きく姿を変えた。

 正面入り口のすぐ奥にあった受付カウンターはなくなり、担当者を呼ぶためのベルが1つ置かれている。その左側にあった「カフェコーナー」は、視察者に第1原発の現状について説明するための部屋に様変わりした。

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