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【原発最前線】規制委の田中俊一委員長も「苦し紛れの方策」と酷評…それでもやるのか、玄海原発のリラッキング

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【原発最前線】
規制委の田中俊一委員長も「苦し紛れの方策」と酷評…それでもやるのか、玄海原発のリラッキング

 1月18日に新規制基準に合格した九州電力玄海原発3、4号機(佐賀県)で、今後、再稼働した場合、使用済み燃料の置き場が不足する懸念が浮上している。対策として九電が検討しているのがリラッキングという工事だ。保管する燃料の間隔を狭め、より多くの燃料が置けるようにする対策だが、原子力規制委員会からは「苦し紛れの方策」といった指摘も出ている。(社会部 蕎麦谷里志)

 九電によると、リラッキングを計画しているのは玄海3号機の燃料貯蔵プール。現在は36・5センチ間隔で並べられている燃料を28・2センチ間隔に並べ直し、プールの保管容量を1050体から2084体にまで増やすことを考えているという。

 この計画に苦言を呈しているのが、規制委の田中俊一委員長だ。玄海原発の審査を終えた18日の会見で、「プールでの貯蔵がだめだという判断はできない」としつつ「リラッキングはある意味では少し苦し紛れの方策で、より安全サイドを求めていくという事業者の取り組みが必要だ」と見解を述べた。

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