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【外交・安保取材の現場から】辺野古移設訴訟で敗訴確定 それでも徹底抗戦の沖縄・翁長雄志知事に待ち受けるもうひとつ移設問題の行方

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【外交・安保取材の現場から】
辺野古移設訴訟で敗訴確定 それでも徹底抗戦の沖縄・翁長雄志知事に待ち受けるもうひとつ移設問題の行方

 昨年末、沖縄県の米軍北部訓練場(東村、国頭村)の返還が実現し、停滞していた米軍普天間飛行場(宜野湾市)の辺野古移設工事が再開されるなど、沖縄の基地負担軽減は大きく前進した。一方、翁長雄志(おながたけし)知事は北部訓練場返還の記念式典を土壇場でキャンセル。辺野古移設をめぐる訴訟で敗訴が確定してもなお、徹底抗戦を宣言するなど政府との溝を深めている。翁長氏は辺野古移設阻止へ気勢を上げるが、矛盾に満ちた自身の発言によって厳しい局面が待ち受けている。

 「年内に北部訓練場を返還することは、県の方針としても早めに返してほしいので歓迎しながら承った」

 昨年10月8日、翁長氏は沖縄を訪れた菅義偉官房長官との会談後、記者団にこう語った。

 北部訓練場の返還は、平成8年の日米特別行動委員会(SACO)合意に基づく措置で、20年越しの課題となっていた。返還面積は北部訓練場の過半に当たる約4千ヘクタールで、昭和47年に沖縄が本土復帰して以降最大規模。返還条件である訓練場内のヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)の移設工事が完了するめどが立ったため、菅氏は沖縄を訪れ、翁長氏に年内返還の実現に向けて米側と交渉していることを伝えた。

 北部訓練場の早期返還は沖縄の基地負担軽減を訴える翁長氏の考えとも合致するため、歓迎の意を表することは自然な反応といえる。だが、翁長氏は僅か3日後に「歓迎したいとは言っていない。諸課題は後日申し上げるとだけ伝えた。(説明が)不適切だった」と自身の発言を事実上撤回した。

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