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【新春・話題ネタ先読み】2017年子供に「プレゼン」の時代 将来役立つ能力育成専門塾が盛況に 社会部 篠原那美

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【新春・話題ネタ先読み】
2017年子供に「プレゼン」の時代 将来役立つ能力育成専門塾が盛況に 社会部 篠原那美

パソコンで作ったオリジナルマークを見せ合い、互いに意見を言い合う生徒ら=東京都港区の子ども未来キャリア塾(篠原那美撮影) パソコンで作ったオリジナルマークを見せ合い、互いに意見を言い合う生徒ら=東京都港区の子ども未来キャリア塾(篠原那美撮影)

感想文にも生きる

 読書感想を講師がマンツーマンで聞き出し、表現力を伸ばそうとする塾もある。

 東京都文京区にある「RISU塾」は、タブレット端末による算数指導と、読書の個別指導に力を入れている塾だ。

 科学者や医師、作家など実社会で活躍している人々が子供時代に影響を受けた本や、今子供に読ませたいと思う本約130冊を課題図書に選定。教室では生徒が本を選ぶ。

 最大の特徴は、講師と生徒が印象に残った場面などについて話し合うことだ。

 講師は事前に課題図書を読んでいるため、生徒が興味を示した場面に「この場面、先生はドキドキしたけれど、どう思った?」「どうしてそう思う?」と対話を促す。最初は恥ずかしがって黙り込んでしまう生徒も、講師が寄り添い、語りかけることで、楽しげに話し始める。

 同塾を運営する「RISU Japan」取締役の加藤エルテス聡志さんは「口頭で説明する力は、作文での表現力にも生きてくるし、人に説明することを意識した読書は深い理解につながる。講師との対話が、これからの社会で重要視される表現力やプレゼンテーションスキルの基礎になってくれれば」という。

知識習得とのバランスが大切

 子供の発言力を伸ばそうという試みは、学校教育でも取り入れられている。平成23年度以降に実施されている現行の学習指導要領には「言語活動の充実」が盛り込まれており、国語を中心に討論などの機会も増えた。32年度から実施される次期学習指導要領では、さらにアクティブ・ラーニングが導入され、子供同士の話し合いの機会が増える。

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