産経ニュース

【中国軍事情勢】初の展示飛行はわずか1分、次世代ステルス戦闘機「殲(J)20」の実力を探る

ニュース プレミアム

記事詳細

更新

【中国軍事情勢】
初の展示飛行はわずか1分、次世代ステルス戦闘機「殲(J)20」の実力を探る

一般公開された中国の次世代ステルス戦闘機「殲20」=11月1日、中国広東省珠海市(AP) 一般公開された中国の次世代ステルス戦闘機「殲20」=11月1日、中国広東省珠海市(AP)

 中国広東省珠海市で11月、2年に1度の「中国国際航空宇宙ショー」が開かれ、中国空軍の次世代ステルス戦闘機「殲(J)20」が初めて一般公開された。だが、その公開方法は、開幕式典で2機が1分に満たないわずかな時間、上空を飛行しただけ。2011年にその存在が明らかにされて以降、注目を集め続ける殲20だが、その実力はなおベールに包まれている。台湾空軍の論文などから、殲20の能力を探る。(台北 田中靖人)

(※12月16日にアップされた記事を再掲載しています)

2017年にも配備か

 カナダに本部を置く軍事情報誌「漢和ディフェンス・レビュー」の12月号の記事は、珠海での展示飛行について、飛行性能の高さを示すような動きはなく「生気がない」と酷評。殲20は欧米の第5世代戦闘機の「根本的な標準(装備)」である推力偏向エンジンを備えておらず、エンジンに問題があるとの見方を示した。

 軍事産業情報会社「シェファード」が珠海発でサイトに掲載した記事によると、殲20は、試作を終え低率初期生産段階に入っている。「XX0011」と書かれた殲20の目撃情報があることから、すでに11機が生産されている可能性があり、2017~18年に実戦配備を意味する「初期運用能力」(IOC)を取得するとの見通しを紹介。実現すれば、戦闘機の開発としては短期間だとしている。

続きを読む

このニュースの写真

  • 初の展示飛行はわずか1分、次世代ステルス戦闘機「殲(J)20」の実力を探る
  • 初の展示飛行はわずか1分、次世代ステルス戦闘機「殲(J)20」の実力を探る

「ニュース」のランキング