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【水内茂幸の野党ウオッチ】共産党演説会で目立つ白髪、ハゲ頭…深刻な高齢化と党員減少 「赤旗」部数、野党共闘にも影

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【水内茂幸の野党ウオッチ】
共産党演説会で目立つ白髪、ハゲ頭…深刻な高齢化と党員減少 「赤旗」部数、野党共闘にも影

共産党の第7回中央委員会総会で報告を行う志位和夫委員長 =11月15日午後、東京・千駄ケ谷の党本部 共産党の第7回中央委員会総会で報告を行う志位和夫委員長 =11月15日午後、東京・千駄ケ谷の党本部

 先月、横浜市の「関内ホール」で共産党の志位和夫委員長による演説会を取材したが、会場を見渡して驚いた。約1100人の観客の多くが、白髪かハゲ頭。大半が50歳代以上とみられ、若者の姿は数えるほどしかなかったのだ。高齢化による党員減少の流れは、やはり深刻なようだ。党では2万人の新規党員獲得などを目標に9月下旬から「党勢拡大大運動」に取り組むが…。

 「かつての(野党間の選挙協力)のように、『共産党を除く』という壁はすっかり除かれました。共産党に入党されることを心から訴えます」

 志位氏は演説会で、党が7月の参院選で“躍進”した実績をアピールしながらこう強調。演説会は党員以外も対象としていたため、ホール入り口には入党を受け付けるコーナーも設けられた。

 ただ、記者が散会後に通りかかった際は担当者がぽつんと座るだけ。入党勧誘が思うように進んでいない様子がうかがえた。

 実際、公安調査庁の資料などによると、ここ数年は党員減少の動きが顕著だ。平成22年には41万人いた党員が、26年には30万5千人まで減った。党員の平均年齢も、6年には55・5歳だったのが、26年には57・2歳まで高齢化した。

 党関係者によると、党員減少は党員の死亡による「自然減」の影響が大きいという。党員を世代別にみると、かつての学生闘争の主軸となった「団塊の世代」が多い。「団塊世代が減少するペースに、若い世代の入党者数が追いつかない。党員減少は構造的な問題だ」(党幹部)

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