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【にっぽん再構築 子供が危ない】崩れゆく食卓 叱れない親たち

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【にっぽん再構築 子供が危ない】
崩れゆく食卓 叱れない親たち

 現在の子育て世代の多くが子供だった20~30年前、米国から「叱らない子育て」を唱える育児論が輸入され流行した。

 頭ごなしに叱らず、子供になぜ怒られたのかを考えさせる-が本来の趣旨。「日本では『何をしても叱らない』とはき違えられ、自分のことしか考えられない子供が生み出されてしまった」と喜田理事長。

 東京都国立市教育長を務めた教育評論家の石井昌浩さんは「少子化で兄弟が少なく甘やかされる子供が増えたことも一因。一部は、自由放任の『ゆとり教育』による忍耐力の低下も影響している」と読み解く。

 彼らは、すぐキレる次世代のかがみとなった。文部科学省の問題行動調査によると、人や物に対する小学生の暴力行為は平成18年度以降増え続け、27年度には過去最多の1万7137件を記録した。石井さんは語る。「連鎖は始まっている」

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 今も親たちは、次々と提唱される教育論に振り回されている。

 「子育てに手抜きは許されない」。ある子育てハウツー本の冒頭にはそんな主張がつづられている。だが、読み進めると、その言葉が空虚に響いてくる。

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