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【にっぽん再構築・子供が危ない】泳げない大人を学校が作っている 柔道・ラグビー…過保護な大人が嫌うスポーツに

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【にっぽん再構築・子供が危ない】
泳げない大人を学校が作っている 柔道・ラグビー…過保護な大人が嫌うスポーツに

 この夏、都立高の水泳授業で起きた事故が教育界に衝撃を与えた。

 約1メートルの高さのデッキブラシを越えて飛び込むように体育教師から指示された3年の男子生徒が水深1・1メートルのプールの底に頭を打って大けがを負ったのだ。

 「考えられない指導法だ」。日本スイミングクラブ協会専務理事の渋谷俊一氏は憤りをあらわにする。

 日本スポーツ振興センターによると、平成17年度から27年度までの11年間で学校管理下の水泳の死亡事故は溺死も含めて20件。不慮の事故は後を絶たない。

 一方で、学校教育における水泳授業の優先度は低下を続ける。都心には、専用のプールがなく、林間学校などでプール授業を補う小学校もある。水を怖がって顔をつけられない児童は珍しくない。

 「学校の授業から水泳が外れ、泳ぎたくても泳げない子の行き場がなくなっている」と渋谷氏は話す。

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 「いち、にぃ、腕を大きく回して!」。先生のかけ声で水面に小さな体を投げ出したのは未就学の子供たち。泣き出す子はいない。

 関東を中心に7校、約2千人の園児が学ぶバディスポーツ幼稚園。跳び箱やボール競技、おむつが取れたら水泳授業も実施する。世田谷校には水深70センチ、約10メートルの室内プールを完備。「卒園時には全員が泳げるようになる」と同園。毎年キャンセル待ちの状態だ。

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