産経ニュース

【にっぽん再構築・子供が危ない】「老化」する小中学生 つまづいて骨折 和式トイレでかがめない…

ニュース プレミアム

記事詳細

更新

【にっぽん再構築・子供が危ない】
「老化」する小中学生 つまづいて骨折 和式トイレでかがめない…

埼玉県医師会による運動器検診 埼玉県医師会による運動器検診

  少女が両脚で勢いよく踏み切り、跳び箱を飛び越えようとしている。そんな1枚の絵がある。6歳の幼稚園児がクレヨンで描いたもので、躍動がある。だが、腕が描かれていない。

 「10年ほど前から、こうした画を描く子供が増えてきたように感じる」。兵庫県西宮市で幼児教室を主催する正司昌子さん(82)は、同じような絵を教室の棚から取り出した。

 子供の絵に詳しい元目白大教授の西方毅さん(発達心理学)は、「生活が便利になり、意識的に手を動かさなくなったことの影響と読み解ける」とみる。

 □ □

 水面下で進行する子供たちの異変。絵はその表層に過ぎない。教育現場からは切実な声が上がる。

 「トイレットペーパーがうまく切れない」(東京都の区立小教諭)

 「液状のりの容器を押す力加減が分からず、噴出させる」(横浜市立小教諭)

 「握力が弱く鉄棒がにぎれない」(幼児教室教員)

 全国国公立幼稚園・こども園長会が昨年、665人の教員を対象に実施した調査では、76%の教員が「教え子がひもを結べない」と回答。「箸を正しく持って使えない」も66%だった。

続きを読む

このニュースの写真

  • 「老化」する小中学生 つまづいて骨折 和式トイレでかがめない…
  • 「老化」する小中学生 つまづいて骨折 和式トイレでかがめない…

関連ニュース

【問題の裏側】東京・吉祥寺の保育園反対運動は住民エゴなのか 「高慢」「子供施設が嫌いな人々」といわれた住民たちは…

「ニュース」のランキング