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【衝撃事件の核心】「佐川男子」が恐れる「ゲシャキン」 駐車違反身代わり出頭のウラにある業界事情

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【衝撃事件の核心】
「佐川男子」が恐れる「ゲシャキン」 駐車違反身代わり出頭のウラにある業界事情

配送する佐川急便の担当者。駐車違反の身代わり出頭が明らかになったが、配送時の駐車をどうするか抜本策はない=東京都内 配送する佐川急便の担当者。駐車違反の身代わり出頭が明らかになったが、配送時の駐車をどうするか抜本策はない=東京都内

 佐川急便の広報担当者は取材に対し、「違反や事故があれば指導をしてまた運転業務に戻す。駐車禁止の1度の取り締まりでずっと下車勤務にするということは、基本的にはない」と説明している。

 今春まで佐川の運転手だったという男性(56)は取材に「下車勤になるかどうかは、営業所の忙しさや管理職の気分による」と告白。「幹部の判断で、就業規則に明記されていない行為で下車勤にされるケースもあった。上司の『下ろすぞ』という言葉は、運転手をしかりつけるときの伝家の宝刀。現場はそれを怖がっていた」と振り返る。

スペース不足で違反常態化

 事件では、違反の常態化といった業界の課題も浮かんだ。放置駐車をめぐっては、平成18年の道交法改正で民間の駐車監視員制度が導入され、短時間車を離れただけでも違反になるようになった。この改正で荷さばきの間の駐車スペースがない都心を中心に、取り締まりを受ける運転手が相次いだ。

 運送各社は、すぐに配送車を移動できるよう2人乗車させたり、駐車場運営会社と契約して荷さばきスペースを確保したりと、違反を避けるよう手を打った。しかし人件費や経費がかさむため、対応にばらつきがあるのが実情だ。

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