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【高論卓説】iPhone7 電子マネー普及に好機 サービス競争で「ユーザーファースト」を

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【高論卓説】
iPhone7 電子マネー普及に好機 サービス競争で「ユーザーファースト」を

「iPhone7」と「iPhone7 Plus」の発売セレモニーに出席した女優の広瀬すずさん(左)とフリーアナウンサーの古舘伊知郎さん=9月16日、東京都渋谷区のソフトバンク表参道 「iPhone7」と「iPhone7 Plus」の発売セレモニーに出席した女優の広瀬すずさん(左)とフリーアナウンサーの古舘伊知郎さん=9月16日、東京都渋谷区のソフトバンク表参道

 従来型携帯電話(ガラケー)で利用できるモバイルスイカサービスは06年に、アンドロイドOS(基本ソフト)を搭載したスマホ向けのモバイルスイカサービスは11年に開始されているが、利用者は伸び悩んでいた。一部のスマホにしかフェリカが搭載されておらず、日本のスマホのシェア4割以上を占めるといわれるアイフォーンでは利用できなかったためだ。

 そのため16年9月末のスイカの発行枚数6144万枚に対し、モバイルスイカの会員数は381万人にとどまっている。16年3月末が373万人だから、半年で8万人ほどしか増えていない。今回のアイフォーン7効果でどれくらい会員数が伸びるのか注目される。

 スイカなどの電子マネー、クレジットカード、デビットカードの3つが日本で現金以外の支払い手段として利用される主なものだ。電子マネーとしてのサービスをスイカは04年に開始している。日本銀行が発表している「決済動向」によると15年12月末でスイカなどの8社の電子マネーは発行枚数が2億9500万枚(内携帯電話2900万枚)で15年の決済金額は4兆6400億円(前年比15.7%増)だ。これに対しクレジットカードは、日本クレジット協会によると15年末で2億4000万枚、決済金額は49兆8300億円(同7.7%増)にのぼる。一方、最近広告などでよく見かけるデビットカードは、日本デビットカード推進協議会によると15年の決済金額は4300億円(同7.7%減)とこちらは減少している。

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