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【阿比留瑠比の極言御免】もはや意味不明の護憲派主張 押し付け憲法論をめぐる論理の混濁

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【阿比留瑠比の極言御免】
もはや意味不明の護憲派主張 押し付け憲法論をめぐる論理の混濁

衆院憲法審査会で意見表明する自民党の高村正彦副総裁(奥)=6月11日午前、国会・衆院第18委員室(酒巻俊介撮影) 衆院憲法審査会で意見表明する自民党の高村正彦副総裁(奥)=6月11日午前、国会・衆院第18委員室(酒巻俊介撮影)

 一読、文意がよく理解できたという人がどれほどいるだろうか。筆者は繰り返し読んでも何を言っているのか腑(ふ)に落ちない。かろうじて「誕生時の重荷」とはGHQが草案を書いたということだろうかと判読したが、誤読かもしれない。

 「時に抵抗を受けながらも、一歩ずつ進み続ける」の部分については、護憲派の反対に遭いながらも、逐条的に改正を続けてより良い憲法にしていくという意味かしらんとも考えたが、そんなわけもあるまい。

 また、別の部分では「憲法に指一本触れてはならない、というのではない」とわざわざ断っている。

 本心では憲法改正にとにかく反対だし、憲法がGHQ製だとは認めたくないのだけれども、憲法信者・憲法原理主義者だとは思われたくないので、抽象論に逃げて言い訳しているようで論理が混濁している。

 9月1日付当欄でも取り上げたが、米国のバイデン副大統領は8月15日の演説であっけらかんと「日本国憲法を、私たちが書いた」と述べているのである。

 駒沢大名誉教授の西修氏によると、ブッシュ前米大統領も就任前の1999年11月の演説でこう語った。

 「われわれは、日本を打ち負かした国である。そして食料を配給し、憲法を書き、労働組合を奨励し、女性に参政権を与えた」

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