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【阿比留瑠比の極言御免】もはや意味不明の護憲派主張 押し付け憲法論をめぐる論理の混濁

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【阿比留瑠比の極言御免】
もはや意味不明の護憲派主張 押し付け憲法論をめぐる論理の混濁

衆院憲法審査会で意見表明する自民党の高村正彦副総裁(奥)=6月11日午前、国会・衆院第18委員室(酒巻俊介撮影) 衆院憲法審査会で意見表明する自民党の高村正彦副総裁(奥)=6月11日午前、国会・衆院第18委員室(酒巻俊介撮影)

 もはや護憲派勢力は、自分たちが一体何を訴えているのか訳が分からなくなっているのではないか。3日の憲法公布70年に先立つ2日付朝日新聞の社説「未完の目標に歩み続ける」を読んで、率直にそう感じた。

 社説は、戦後の占領下で日本政府が作成した憲法改正案には「国民主権」の言葉はなかったと説き、こう指摘する。

 「それが今の姿になったのは、連合国軍総司令部(GHQ)が国民主権の明記を指示したからだ」

 ならば朝日新聞は「押し付け憲法論」の立場にあるのかというと、そうではないからややこしい。「日本国憲法が米国主導で生まれたのは事実だ」(8月17日付1面コラム)と認めつつも、あくまで押し付けではないと言い張るのだから分かりにくい。

 2日付の社説にはこんな一文があった。

 「憲法それ自体は一片の文書にすぎない。自由・平等・平和という憲法が掲げる普遍的な理念にむかって、誕生時の重荷を背負い、時に迷い、時に抵抗を受けながらも、一歩ずつ進み続ける。その営みによって、体全体に血が通い、肉となっていく」

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