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【小池百合子知事定例会見録】「ボートは後ろ向きに乗るけれども、でも前に進むよ」 五輪会場見直しで胸中語る?

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【小池百合子知事定例会見録】
「ボートは後ろ向きに乗るけれども、でも前に進むよ」 五輪会場見直しで胸中語る?

定例記者会見に臨む、東京都の小池百合子知事=21日午後、東京都庁(菊本和人撮影) 定例記者会見に臨む、東京都の小池百合子知事=21日午後、東京都庁(菊本和人撮影)

 《10月21日午後2時から都庁会見室で》

【冒頭発言】

 「まず、いくつかご報告がございます。お時間を頂戴させていただきたいと思います」

 「まず、オリンピック・パラリンピック絡みでありますけれども、来月の2日(水曜日)、もう11月になるのですね、被災地、福島県をフラッグツアーで訪問をいたします。復興への道のりの途上にあります福島の実情を都知事として直接見てまいりたいと思います」

 「そして、またその復興をより効果的に後押しをするということで、県内も視察をいたしまして、そして県庁では知事と会談をする予定といたしております。視察先につきましては、浜通りを中心に訪問いたします。できるだけ時間をとってゆっくり現場を見て、またお話もお聞きしてまいりたいと思います」

 「それから、フラッグツアーの全国展開の皮切りといたしまして、ちょうど県庁内で開催されますイベントがございます。そこでオリンピックとパラリンピック、それぞれの旗をお披露目するということで、福島の皆さま方に元気をお届けしたいと、このように思います。日程等につきましては、担当の方に。担当は総務局およびオリンピック・パラリンピック準備局でございます。お聞きいただければと存じます」

 「2つ目が、環境に関してでございますけれども、『東京環境サポーター債』という債券を発行したいと、このように考えております。都としてグリーンボンドの発行に向けた検討を進めているところですけれども、そこに至るまでのトライアルとして行うものでございまして、『東京環境サポーター債』と名付けました。これは、個人向けの都債、国債ならぬ都債でございまして、そして通貨はオーストラリア、豪ドルになります。それから、発行額は日本円で100億円相当、期間は5年間、そして発行は12月とさせていただきます。これによって、個人の方々等にお買いいただいて、その全額を、都が実施しております環境に効果のあるさまざまな事業にそのお金を生かしていこうというものでございます」

 「そして、この中身ですけれども、再生可能エネルギーの導入であるとか、省エネ化の観点から都有施設の改修、そして改築によります照明のLED化、太陽光発電設備の設置などにこの資金を充当いたしまして、そのほかには都市の緑化、気候変動の影響への適用の観点から選定いたしました事業にその資金を充当していくというものでございます」

 「それによっての効果なのですけれども、都立の図書館、それから学校では、照明の消費電力がこのLED化によって約4割程度削減できることになりますし、一般家庭が使用されます電力量の80軒分に相当する再生可能エネルギーが導入できる。少ないではないかと言われればそうなのですが、しかし、これは、全てトライアルとしての発行でございます」

 「グリーンボンドというのは、これは前にもお話ししたかと思いますけれども、今、各都市などが発行するものでございます、債券でありまして、世界銀行が強力に推し進めている金融と環境を一致させたもので、それぞれ、もう、世界中ボンボンやっていて、国内は若干遅れているということから都知事としてこれに着目して、早速トライアルに持っていくようにいたしたところでございます」

 「前も申し上げたと思いますけれども、パリ市がこういうことをやっているのに日本の機関投資家がパリ市に日本のお金を持っていってパリの環境がよくなるということですから、東京都でこれを行うことによって、皆さんのお金がこの東京で生かされて、そのことによって、東京の環境先進都市ということが実現に近づくということでございます」

 「そしてまた、個人の皆さま方がこれに関与していただきますと、やはり自分もこの都の環境政策に関与しているのだということで、そこで共感が生まれてくるということにもなろうかと思いますので、そういうことも考えまして、ご購入いただいた方々には環境への貢献に対して私から感謝のメッセージを入れたカードを送付させていただくと、このようにさせていただきます。また、抽選で、都の行っている事業の現地の見学会にご招待をするということなどがございます」

 「一方で、外貨建ての債券になっておりまして、為替リスクが生じることもございます。販売の窓口となります金融機関から十分にご説明を聞いた上でご購入をご検討いただきたいと思います」

 「ということで、東京の、個人の、またいろいろな方々のお金を活用することで環境をよくしていくという、まさに好循環に持っていくための一つのトライアル。そして、来年度はしっかりとグリーンボンドという、世界銀行のグリーンボンドに当てはまるにはいろいろな条件が必要になってきますし、お金をお預かりするわけですから、そのリターンなるものがどういうものなのかしっかりしておかなければなりません。ということで、まさしくトライアルということでございますが、安心して、しかしながら東京都が行いますので、しっかりとしたもので進めていきたいと思っております。これについては、財務局が担当することになっております」

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