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【カローラ半世紀(下)】米国では日常用、ブラジルでは高級車…カローラは多様なニーズに応え「100年ブランド」へ

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【カローラ半世紀(下)】
米国では日常用、ブラジルでは高級車…カローラは多様なニーズに応え「100年ブランド」へ

トヨタの米国ミシシッピ工場で生産される大衆車「カローラ」 トヨタの米国ミシシッピ工場で生産される大衆車「カローラ」

 多種多様なニーズにどう応え、最量販車として、どう、よりよいクルマに仕上げていくか。それが、目下抱える最大の課題だ。その難題解決に取り組む次の12代目開発担当の小西良樹チーフエンジニアは「扱いやすさなどの強みを残しながら、乗って楽しく見た目にもかっこいいクルマに挑戦したい」と話す。

 先代が築いた安心・安全などの伝統に、デザインを含めた新機軸を打ち出し、既存顧客だけでなく、新規顧客の開拓につなげるのが目標だ。

 とりわけ所有者の平均年齢が高くなっている日本の仕様では、若者への訴求力を高める必要があると見る。世界ではトヨタの最量販車でも、日本では2007(平成19)年を最後に販売首位から遠ざかっており、ブランドを支える新たな担い手の掘り起こしが急務だからだ。

 英語で「花冠」を意味するカローラは、この半世紀に世界で4400万台を販売するなど自動車市場で大きな花を咲かせた。さらに次の50年に向けどんな大輪を咲かせるのか。歴代開発陣の「100年ブランドが続いてほしい」(6、7代目開発担当の斎藤明彦氏)との願いも乗せ、カローラ物語の新章が幕を開ける。

 (この連載は今井裕治が担当しました)

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