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【石原慎太郎 日本よ】豊洲の不祥事、中傷記事に心痛 契約の経緯、役人から報告の記憶一切無い 小池百合子知事はその決断力発揮を

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【石原慎太郎 日本よ】
豊洲の不祥事、中傷記事に心痛 契約の経緯、役人から報告の記憶一切無い 小池百合子知事はその決断力発揮を

 いささか私事にわたるが9月という月は私にとっていつも印象に深い月であり季節でもある。夏の好きな私にとって9月は若い頃から愛唱してきたアメリカのスタンダードナンバー「セプテンバーソング」の歌詞「5月から12月までは長い道のりだが、9月になれば日は短くなり季節は木の葉を染め出す。そして人はもうあまり物事を待つ時をもたない」と言う事で1年の節目の月と言うことだ。

 そして今年の9月に月末30日には私は84歳の誕生日を迎えはしたが、例年にない長雨の異常気象だけではなしにいかにも憂鬱な月となった。

 築地の市場の移転先の豊洲の地にさまざまな不祥事が発覚しそのとばっちりが前々々任者の私にまで及んできて、ただの推測を元にした私自身の名誉にかかわりかねぬような中傷記事が氾濫し、心痛で健康まで損なわれた始末だった。小池新知事もことの経過に強い関心を持ちその究明にのりだしてはいるが関係者の記憶はまばらで、事は芥川の小説ではないがまさに「藪の中」の印象を出ない。

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