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【ビジネス解読】現代(ヒュンダイ)自動車労組が12年ぶり全面スト突入! 「労働貴族」が韓国経済を蝕んでいる 

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現代(ヒュンダイ)自動車労組が12年ぶり全面スト突入! 「労働貴族」が韓国経済を蝕んでいる 

労使の賃金交渉で揺れる現代自動車のショールーム(AP) 労使の賃金交渉で揺れる現代自動車のショールーム(AP)

 ストの長期化により、下請けメーカーや経済への影響が出た。中央日報日本語版によると、現代自では今年に入り24回のスト(9月30日時点)が起き、その影響による経営損失が2兆9000億ウオン(約2660億円)に及んでいるという。

 政府や下請け側もだまっていなかった。朝鮮日報日本語版によると、韓国雇用労働部(省に相当)のイ・ギグォン長官は9月28日、「現代自のストが長期化すれば、労働組合法で認められるあらゆる対応に乗り出し、ストを早期に終わらせる計画だ」と述べた。中小企業団体協議会のパク・ソンテク会長も同日の会見で、「現代自の賃金は中小企業に比べておよそ2倍も高いにもかかわらず、労働組合はそこからさらに賃金の引き上げを求め、ストを行っている」と述べ、現代自製品の不買運動を検討していることを明らかにした。

 国を挙げての現代自批判には訳がある。足元の韓国経済をめぐり、ウオン高による国際競争力低下が顕著になっているからだ。1~8月の韓国の自動車輸出台数は前年同期比14.4%減の169万2906台。ドイツ、日本に続く世界3位の地位をメキシコに奪われてしまった。

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