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【山本雄史の野党ウオッチ】小池百合子東京都知事へのリスペクトを隠そうとしない蓮舫代表だが… 新党ができれば、困るのは民進党のはず

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【山本雄史の野党ウオッチ】
小池百合子東京都知事へのリスペクトを隠そうとしない蓮舫代表だが… 新党ができれば、困るのは民進党のはず

面会する東京都の小池百合子知事(右)と民進党の蓮舫代表=9月23日午後、東京都庁(川口良介撮影) 面会する東京都の小池百合子知事(右)と民進党の蓮舫代表=9月23日午後、東京都庁(川口良介撮影)

 民進党内からも「わが党が掲げていた政策を、すべて小池氏が実行している」(閣僚経験者)、「蓮舫氏は小池氏に完全に株を奪われた」(野田佳彦幹事長グループの中堅議員)との声がある。

 現時点では小池氏が国政で新党を旗揚げし、次期衆院選に臨む可能性は低い。ただ、来年夏の都議選に向け、小池氏が東京都に照準を定めた地域政党を結成する公算は極めて大きい。

 都議選は、その後の国政の「流れ」を占う重要な選挙だ。直近では、2009年7月の都議選で民主党が都議会第一党となり、その勢いを維持したまま8月の衆院選で民主党が圧勝、政権交代につながった。

 地域政党としての小池新党が、来年の都議選でどの程度議席を獲得するかは、将来の国政における小池新党の先行きを占う指標だ。

 そこで、筆者が著名な選挙プランナーに小池新党が結成された場合、何議席取れるか試算してもらった。すると、約20人の当選が見込めるという結果が出た。

 都議選は23区、多摩地域、島嶼部を含め計41の選挙区があり、1人区から6人区、8人区まである(定数は127)。このうち、都議会の民進党系2会派が議席を持っている選挙区があるが、2人区、3人区、4人区、6人区など約10選挙区で民進党系が落選し、小池新党の候補が当選する可能性が高いという。

 民進党系都議は、最終議席を自民党や共産党と争うケースが多く、ここに小池新党の候補が割り込んでくると、当落選上から落ちてしまう。都議選をみる限り、浮動票を集める小池新党は、民進党にとって脅威でしかない。

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