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【山本雄史の野党ウオッチ】小池百合子東京都知事へのリスペクトを隠そうとしない蓮舫代表だが… 新党ができれば、困るのは民進党のはず

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【山本雄史の野党ウオッチ】
小池百合子東京都知事へのリスペクトを隠そうとしない蓮舫代表だが… 新党ができれば、困るのは民進党のはず

面会する東京都の小池百合子知事(右)と民進党の蓮舫代表=9月23日午後、東京都庁(川口良介撮影) 面会する東京都の小池百合子知事(右)と民進党の蓮舫代表=9月23日午後、東京都庁(川口良介撮影)

 民進党の蓮舫代表が、東京都の小池百合子知事に羨望のまなざしを向けている。小池氏のあざやかな都政運営にあこがれているのだ。実は、2020年東京五輪・パラリンピックの施設整備費が膨らんだ問題は、もともと蓮舫氏が目をつけていたテーマだった。五輪開催費の削減で、小池氏に全面協力する姿勢を示すなど「抱きつき」作戦に出ているが、小池氏が新党を結成すれば、その「あおり」を受けるのは他ならぬ民進党である。

 蓮舫氏は小池氏への尊敬の念を隠さない。代表就任早々、9月23日に都庁で小池氏に面会した際には「力がわいてくる」と感激した様子だった。

 党首が替わっても支持率は1ケタ台で、党勢拡大のきっかけがなかなかつかめない野党第一党の党首が、小池氏の人気にあやかりたいというのはわからなくもない。

 だが、「小池新党」が結成されれば、そのダメージを受けるのは自民党よりもむしろ民進党だろう。「情報公開の徹底」「無駄遣いの削減」「利権を暴く」といった小池氏の目玉政策は、いずれも民進党が民主党政権時代から訴えてきた政策だからだ。

 民進党支持層が、いつまで経っても政権に復帰できない民進党より、わずか2カ月で結果を出した小池氏に期待するのは自然な流れといえる。

 世論調査でも、その傾向は顕著だ。

 産経新聞社とFNNの合同世論調査(8月6、7両日実施)では、小池氏の都知事就任を「良かった」と回答した人は、民進党支持層で83・8%と断トツで、小池氏の出身政党である自民党の支持層の83・0%を上回った。

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