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【高橋昌之のとっておき】スタートからつまずいた蓮舫・民進党 二重国籍問題にケリつけぬまま共産党と選挙協力を進めれば瓦解の危機も…

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【高橋昌之のとっておき】
スタートからつまずいた蓮舫・民進党 二重国籍問題にケリつけぬまま共産党と選挙協力を進めれば瓦解の危機も…

新代表に選ばれた2016年民進党臨時大会で「がんばろう三唱」をする同党の蓮舫代表=9月15日、東京都港区(福島範和撮影) 新代表に選ばれた2016年民進党臨時大会で「がんばろう三唱」をする同党の蓮舫代表=9月15日、東京都港区(福島範和撮影)

 具体的には、次期衆院選で共産党との間で候補者調整もしないし、推薦も受けないということです。さらにそれは完全でなければなりません。協力する選挙区が多いか、少ないかということは意味がなく、たった一つの選挙区でも協力すれば「共産党と政権をともにするのか」ということが問われるからです。

 また、この宣言はいち早く出し、共産党とは協議さえも行わない方がいいと思います。というのは、共産党が次期衆院選での民進党との選挙協力に意欲を示しており、民進党内にもひそかにそれを望む声があるからです。

 民進党には平成26年12月の前回衆院選の選挙区で僅差で敗れた現職、元職がかなりいます。そのため、同党内には「共産党支持者の票が上積みされれば勝てるのではないか」という願望も少なくないのです。一方で、あくまで政権交代を目指す政党として、共産党との選挙協力には「絶対反対だ」という声もあります。

 そうした中で、蓮舫氏が次期衆院選での共産党との選挙協力の是非を曖昧にし続ければ、党内で意見が対立し、分裂の危機に発展する可能性も出てくるでしょう。衆院選はいつ行われるか分かりませんし、10月には東京10区と福岡6区で補欠選挙が行われます。共産党との選挙協力の是非を決断するのに、時間的猶予はないのです。

 共産党が次期衆院選で、民進党など野党の共闘に意欲を示すのは、共産党の候補者が単独で衆院選の選挙区で勝利できる可能性はほとんどなく、自前の候補は擁立しなくても他の野党候補との共闘によって勝利できれば、自らの影響力を拡大できると考えているからにほかなりません。

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