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【高橋昌之のとっておき】スタートからつまずいた蓮舫・民進党 二重国籍問題にケリつけぬまま共産党と選挙協力を進めれば瓦解の危機も…

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【高橋昌之のとっておき】
スタートからつまずいた蓮舫・民進党 二重国籍問題にケリつけぬまま共産党と選挙協力を進めれば瓦解の危機も…

新代表に選ばれた2016年民進党臨時大会で「がんばろう三唱」をする同党の蓮舫代表=9月15日、東京都港区(福島範和撮影) 新代表に選ばれた2016年民進党臨時大会で「がんばろう三唱」をする同党の蓮舫代表=9月15日、東京都港区(福島範和撮影)

 次に迎える国政選挙は、政権選択の意味合いを持つ衆院選です。少なくとも野党第一党の民進党は与党の政策に対案を示し、有権者の審判を仰ぐべきです。それをせず、民進党が共産党との選挙協力という安易な道に進めば、「政権交代を目指す」という大目標と明らかに矛盾することになります。

 共産党は綱領に社会主義、共産主義の実現を掲げ、安全保障では自衛隊の解消と日米安保条約の廃棄などをうたっています。民進党の綱領も明確とはいえませんが、少なくとも政党の根幹であるべき目指す社会像や基本政策が全く異なっており、政権をともにできるはずがありません。その両党が衆院選で協力をすることは「野合」にほかならず、有権者から支持されることはないでしょう。

 7月の参院選1人区に続いて、次期衆院選でも民進党が共産党と選挙協力をすれば、必然的にその後も協力は続くことになります。それは野党が政権与党を批判するだけで、政権交代の可能性がない政治に逆戻りしてしまうことを意味します。つまり、民進党が次期衆院選で共産党と協力するかどうかは、日本政治史上、重大な意味をもっているわけです。

 民進党の新代表に就いた蓮舫氏はその決断をすることになります。自身の言葉通り、民進党を政権交代可能な政党に立て直すというのであれば、答えは明白で、「衆院選では共産党と選挙協力は行わない」ということを公式に宣言すればいいのです。

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