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【アメリカを読む】国連・潘基文事務総長の後任の座を射止めるのは誰なのか? 今も9人乱立するが本命見えず…

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国連・潘基文事務総長の後任の座を射止めるのは誰なのか? 今も9人乱立するが本命見えず…

ポルトガル元首相で国連難民高等弁務官を務めたグテレス氏(ロイター) ポルトガル元首相で国連難民高等弁務官を務めたグテレス氏(ロイター)

 ボコバ氏が苦戦していることから再浮上している形だが、ロイター通信によると、ブルガリアのボリソフ首相は13日、「ボコバ氏のために全力を挙げる」と表明。一方で、次回の26日の非公式投票でボコバ氏が2位までに入らない場合は次善の策を取る考えを示した。

ロシアがカギ

 各国の首脳らが集まる国連総会の場でも各候補はアピールしたい考えで、その結果を踏まえて、26日に非公式投票が行われる。

 その後、10月初旬に、常任理事国だけ投票用紙の色を変えて投票を実施。常任理事国の意向が判明する、この投票結果がポイントとなりそうだ。

 次期事務総長は「東欧グループの順番」という認識のもと、ロシアは今回の選考の主導権を握りたい考えだ。そのロシアは10月に安保理の議長国となり、名実ともに主体的に選考にかかわることになる。

 「トップのグテレス氏も4回目の投票で、不支持が2票あった。その国名は不明だが、ロシアが、西欧その他のグループにいるポルトガルの候補を積極的に推すとは考えにくい」(国連関係者)と、優勢を保つグテレス氏への厳しい見方も広がっている。

 シリア内戦、北朝鮮の核・ミサイル開発、アフリカ、中東、欧州を中心とした難民問題と課題が山積する国連。また、英国の欧州連合(EU)離脱や、米大統領選の共和党候補、ドナルド・トランプ氏(70)がイスラム教徒の入国制限の政策を掲げるなど、「分断」が世界的なテーマになる中、後任選びは難航を極めているようだ。

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