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【朝鮮大学校 60年の闇(下)】朝鮮労働党幹部、金日成教示を潰す

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【朝鮮大学校 60年の闇(下)】
朝鮮労働党幹部、金日成教示を潰す

「旺載山事件」の韓国捜査資料。北朝鮮の工作機関「225局」の暗躍が記されている 「旺載山事件」の韓国捜査資料。北朝鮮の工作機関「225局」の暗躍が記されている

 2011年、韓国の捜査当局は北朝鮮の工作員によるスパイ事件「旺載山(ワンジェサン)事件」を摘発した。約20年間にわたり北朝鮮の工作機関「225局(現文化交流局)」の指示で地下活動を続けていた北の工作員は、韓国の政財界に深く浸透し、都心部でのテロ活動まで企てていたとされる。

 産経新聞社が入手した韓国の捜査資料に「225局」の指示を受ける日本側の責任者として、朝鮮総連(在日本朝鮮人総連合会)の現職副議長とみられる名前があった。

 副議長は北朝鮮の初代権力者で主席の金日成(キムイルソン)の思想を絶対化する主体思想の研究者として知られ、朝鮮大学校政治経済学部の学部長まで務めていた。

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 今年2月、警視庁に摘発された朝大元経営学部副学部長も「225局」の指示を受け、韓国での政治工作に関与していたとされている。東京地検は不起訴処分にしたが、これらの事件に依拠しただけでも朝大が北朝鮮による工作活動の拠点の一つだったことは疑いようがない。

 「225局」のトップを務め、総連関係の資金、人事、情報を一手に牛耳っていたのが北朝鮮総書記、金正日(キムジョンイル)の側近、姜周一(カンジュイル)(2014年死亡)だ。

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