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【衝撃事件の核心】「詐欺FAX」を送りに送って月10万件! 振り込め詐欺犯が中小企業を騙し続けたテクニックとは…

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【衝撃事件の核心】
「詐欺FAX」を送りに送って月10万件! 振り込め詐欺犯が中小企業を騙し続けたテクニックとは…

ファクスを送りつける手口で現金をだましとっていたグループのアジトからは犯行に使われたとみられる携帯電話やプリンターが押収された=警視庁中央署 ファクスを送りつける手口で現金をだましとっていたグループのアジトからは犯行に使われたとみられる携帯電話やプリンターが押収された=警視庁中央署

 また《何よりもスムーズにサラッと説明するようにすること》と、話し方にまで注釈のついた部分もあった。

 小松容疑者は「被害者には『チンシャク状況はどうですか』などと聞いていたが、自分でも用語の意味がわかっていなかった」という趣旨の供述をしているという。「賃借」という言葉すら知らず詐欺を繰り返していたもようだ。捜査2課はマニュアル作成担当が別にいたとみている。

ファクス代行業者を活用 月10万件送付で「効率いい」

 捜査関係者によると、小松容疑者らのグループは、わずか1週間で、事務手数料名目で二百数十万円をだまし取るなど、ファクスを悪用した手口で荒稼ぎをしていたようだ。

 グループが詐欺に活用していたのが、ファクス代行業者だ。

 ファクス代行業者は、不特定多数とのファクスの送信を代行する業者。送信だけでなく、さまざまな名簿を備えており、顧客の要望に応じ、地域や業種を絞ってキャンペーンチラシなどを送るサービスを展開している。

 小松容疑者らはこうした複数のファクス代行業者と契約し、多いときには数十万円を支払い、月に10万件のファクスを送信していた。

 「紙を受け取って、申し込んできた客にだけ電話をかければいいから、効率はいい」と捜査関係者は分析。「『詐欺に注意』と書いてあっても詐欺である可能性がある。十分に注意してほしい」と呼びかけている。

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