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【スゴ技ニッポン】鏡なのか? 液晶なのか? バックミラー最大手の村上開明堂が開発した「電子ルームミラー」が凄すぎる!

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【スゴ技ニッポン】
鏡なのか? 液晶なのか? バックミラー最大手の村上開明堂が開発した「電子ルームミラー」が凄すぎる!

後方と側面の映像を3分割の画面で映し出す新開発の「マルチ ミラーシステム」(村上開明堂提供) 後方と側面の映像を3分割の画面で映し出す新開発の「マルチ ミラーシステム」(村上開明堂提供)

 ルームミラーやサイドミラーの代わりに、カメラとモニターを搭載した「ミラーレス車」は、雨でミラーが見えにくくなるのを防ぐほか、車の突起が小さくなるため空気抵抗が少なく、デザイン性が高くなるといった利点がある。

 技術革新に伴って、各国では昨年末以降、車の後方視認の方法を「鏡」としてきた従来の法律を改正する動きが高まっており、国土交通省も今年6月に道路運送車両法の保安基準を改正し、ミラーレス車の製造解禁に踏み切った。

 米国も2018(平成30)年から自動車へのバックモニターの搭載を義務化する方針を打ち出しており、同社では電子ルームミラーの需要は拡大していくとみている。

 同社は家具に付ける飾り金具やブリキ細工の製造メーカーとして明治15年に創業。19年に当時敷設中だった東海道線の鉄道工事用にブリキ製の手提げ角灯(カンテラ)を大量に受注したことから鏡の製造にも乗り出し、大正~昭和期には鏡台用の鏡を供給して高品質で安価な静岡鏡台を国内屈指のブランドに育て上げた。

 モータリゼーションを前に昭和30年代前半には自動車用バックミラーの製造に着手し、国内トップのシェアを獲得するなど、時代の一歩先を行く事業展開には定評がある。同社では国交省でミラーレス車解禁に向けた動きが出る以前から電子ルームミラーの開発を進めていたといい、高嶋さんは、今後の商品展開について「安全視認システムメーカーとして、快適性なども追求していきたい」と話している。

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