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【蓮舫研究(上)】「国籍問題」認識薄い「バリバリの保守」 安保で揺れる発言 「9条絶対守る」は譲らない

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【蓮舫研究(上)】
「国籍問題」認識薄い「バリバリの保守」 安保で揺れる発言 「9条絶対守る」は譲らない

民進党の代表に選出され、一礼する蓮舫氏=15日午後、東京都港区のホテル(福島範和撮影) 民進党の代表に選出され、一礼する蓮舫氏=15日午後、東京都港区のホテル(福島範和撮影)

 「17歳になったとき、父は言った。『日本国籍が取れる。お前が選べ。国際社会で不安定な地位に置かれやすい台湾なのか、それともお前が生きてきた、生まれ育った平和な日本なのか』。悩んで考え、日本人を自らの意思で選択した。それ以降、今日まで日本人であることを誇りに思い、わが国を愛している」

 民進党の新代表を決める15日の臨時党大会。蓮舫氏は国会議員らによる投票直前の決意表明で、そう訴えた。

 しかし、台湾籍の除籍手続きが今も済んでいないことは「私の不確かな記憶や発言で、ご迷惑をおかけしたことをおわびします」と述べただけ。台湾籍が残ったまま首相の座を狙う党代表に就任する問題は素通りした。

 ここにこそ、「国籍」に対する基本認識の薄さが浮かび上がる。

 国籍法16条は「(日本国籍)選択の宣誓をした日本国民は、外国の国籍の離脱に努めなければならない」と定めている。努力義務規定とはいえ、31年間も違法状態を続けていた。旧民主党政権時代の平成22年には入閣もしている。演説を聞いた民進党議員は「愛国心を語る前に、まず台湾籍のまま閣僚になったことをわびるべきだ」と憤った。

 「台湾籍は抜いている」「生まれたときから日本人」「帰化」-。代表選の期間中、蓮舫氏の説明は二転三転した。日本国民から権力の行使を負託される首相にとって、「国籍」は重要な資質のはずだが、総括は中途半端なままだ。

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