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【検証・文革半世紀 第3部(5)】「法律より党指導者の考え方が重要」 “人治”の伝統、いまだ消えず

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【検証・文革半世紀 第3部(5)】
「法律より党指導者の考え方が重要」 “人治”の伝統、いまだ消えず

G20開催前には、小銃を手に警備する武装警察隊員らの姿も見られた=9月1日(共同) G20開催前には、小銃を手に警備する武装警察隊員らの姿も見られた=9月1日(共同)

 浙江省党委書記の夏宝竜は、G20を成功させることで「党中央」と「習総書記」を満足させることをスローガンに掲げた。この言葉からは、「法の支配」を重視する姿勢などみじんも感じられない。

 浙江省の公務員、郭恩平はインターネット上に「ありのままの姿を見せたらよい」と、政府を批判する文章を発表したため、解雇、拘束された。「まるで文革の再来だ」といった書き込みがネット上で見られた。

 北京の著名な法律専門家は、「文革は中国の法律を破壊した10年だった。文革自体は公式に否定されたが、文革を始めた毛沢東はいまだに否定されていないから、悪影響がいまだに残っている」と話している。(敬称略)

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