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【小池知事定例会見録】「保育従事者の所得は最大8万2000円分改善される」 空き家、空き部屋も活用

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【小池知事定例会見録】
「保育従事者の所得は最大8万2000円分改善される」 空き家、空き部屋も活用

待機児童問題の解消に向けた対策について説明する東京都の小池百合子知事=9日、東京都新宿区(寺河内美奈撮影) 待機児童問題の解消に向けた対策について説明する東京都の小池百合子知事=9日、東京都新宿区(寺河内美奈撮影)

 「ということで、これはあくまで第一弾でございます。本日の緊急対策はあくまで第一弾、そして、今申し上げましたように、『2020年に向けた実行プラン(仮称)』の方を、これは待機児童だけではございませんけれども、全体的なプランを今検討中でございますので、そこにまたしっかりと本予算の方に盛り込んでいきたいと、このように考えているところでございます」

 「今申し上げましたこと、それぞれ詳しくは、是非、これは皆様方にもっとしっかりとご説明をさせていただきたいと思っております。しっかりご説明することによって結果としてどういうことになるかというと、今働きたいと思っているお母さん、そしてお父さん、ママ、パパです、そういった方々に『東京都は真剣にやっとるぞ』ということを感じていただいて、そして区市町村の担当者も、またそのトップの方々もそれから事業者の方々も、こうやって東京都が真剣に取り組んでいるということに、しっかりとこの際活用していただいて、そして子育て中の方々には、こういったことによって安心して、『ああ、将来、子供を安心して育てられるのだ』ということ、1人でも多くの方々に感じていただければと、このように考えております。詳細は、福祉保健局及び財務局にお尋ねいただければと存じます」

 「それから、まだまだあるのですけれども、続けます。次は、28年度の東京都名誉都民候補者の選定についてでございます。今年度の候補者をご紹介させていただきます。大村智さん、それから、小澤征爾さん、三宅義信さん、この3名の方々を選定させていただきました」

 「大村先生については、もう言うまでもなく、微生物が作り出す化学物質を次々と発見された。特に産業界と連携されて、抗寄生虫薬、これが開発途上国でどれほど多くの熱帯病患者を救ったことかということで、ノーベル賞を受賞された方でございます。熱帯病患者にその薬を無償で提供されたということで、約3億人の方々を失明から救ったという方でございます。昨年のノーベル生理学・医学賞の受賞者、そして、北里大学特別栄誉教授で、人材育成、そして科学技術振興に大変寄与されてきた功績は多大であるということで、今回の名誉都民の候補とさせていただきました」

 「お2人目がまた説明するまでもないと思いますけれども、小澤征爾さんでいらっしゃいます。日本人として初めてボストン交響楽団、ウィーン国立歌劇場の音楽監督をお務めになりまして、そして、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団によるニューイヤーコンサートを指揮されるなど、世界の音楽界に多大な影響を与えてこられた方でございます。長きにわたって第一線で活躍を続けてこられ、また若手音楽家の育成にもご尽力をされてこられました。大変多くの、世界中の方々に感動を与えてくださいました」

 「3人目が三宅義信さんであります。第18回オリンピック、50云年前のオリンピックで、金メダルを獲得されました日本のウエイトリフティング界の第一人者でいらっしゃいます。引退後もロサンゼルスでの第23回オリンピック競技大会日本代表監督をお務めになり、選手の育成にもご尽力をされてきた方でございます。ちなみに、私は大変親しくしておりますけれども、この候補者の選考というのは7月に行われたものでありまして、既にこれは決まっていたということで、別にえこひいきしたわけではございません」

 「そして、3名の方々のすばらしい功績は、都民が敬愛し、また誇りとするものだと思っております。こちらの方も定例都議会の方でご同意が必要でございまして、そして、ご同意いただきましたならば顕彰式を行う予定と、このようになっております。詳しくは生活文化局の方にお尋ねいただければと存じます」

 「それから、次が『内部統制プロジェクトチーム』、この設置についてお伝えをさせていただきます。都政改革本部は9月1日からスタートいたしておりますけれども、本日付けで都政改革本部内に新たに内部統制プロジェクトチームを設置いたします」

 「これは何度も繰り返させていただいておりますが、『都民ファースト』『情報公開』『税金の有効活用(ワイズ・スペンディング)』でありますけれども、この3つの原則に従いまして、法令の順守が、コンプライアンスです、より適正で効率的な行政運営を行うということから、内部統制の仕組みを全庁的に強化していこうというものであります」

 「そこで、管理部門の都庁の各局とそれから、外部から招聘いたしております特別顧問によりますチームを設置いたしまして、都庁におけるこれからの内部統制の在り方について検討を行うという役割でございます」

 「そして、具体的な内容でございますけれども、まず各局で、これまでの制度を『自律改革』の対象といたしまして総点検をする。次に、他の自治体の例なども手がかりとしてプロジェクトチームで都庁の内部統制の改善策を検討いたします。チェックをして改善策を検討し、そしてまた、改革本部の方で議論をしていただくこととなります。当面、具体的には、契約や入札の在り方、出資法人の管理の在り方などについて検討をさせていただきます。また、海外出張費など、前知事のもとで幾つか問題となった点なども、これらについてもここで検証させていただくことといたします」

 「それから、プロジェクトチームのメンバーでございますけれども、これは庁内関係各局、そして特別顧問によります合同チームとさせていただきます。各局からは、複数名を指名いたしまして、10月をめどにそれぞれ参会をしていただくこととなります」

 「特別顧問については、もうこれまでもご紹介をさせていただいておりますけれども、7名の方々に参加していただくことといたしております。詳細については、総務局にお尋ねいただければと存じます」

 「次は、私、知事の給与の減額についてであります。先日、都政改革本部を立ち上げまして、公約で掲げておりました『東京大改革』の実現に向けた本格的な動きを進めてきたところでございますけれども、この改革については、様々なところで、やはり、無駄な部分、無駄と言ったら叱られるかもしれません、いろいろと見直したところで、削いでいかなければならないところもたくさん出てくるわけでございまして、自ら身を切る改革、その覚悟ということを示すという観点から、姿勢を示すという観点から私の給与を減額することといたします」

 「減額するに当たっては公職選挙法がございますので、例えば、寄付など、私ができない、いろいろな制約があるということでありまして、それらのことも勘案をいたした上で、このことを、次の都議会の方に、特例として条例案を作って、そしてこのことをお認めいただけるよう提出をさせていただく手はずでございます」

 「減額の具体的な内容でありますけれども、毎月の給与とボーナスについて、50%減額をいたします。すぱんと減額、半分です。特例の条例については、これは1年ごとに議会に提案するという形になります。ということで、こちらの方は議会にご理解をいただきたいと、こう存じます」

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